ワトリーはいつものアイスクリーム屋さん
「ミルクテール」のカウンターに座り、
店長が出したばかりの新作アイスを
味わっていた。

濃厚なクリームの
甘さが口いっぱいに広がり、
思わずほっと息をついた。

事件を解決した後の緊張が、
少しずつ溶けていくようだった。

エミリオ

ワトリー、本当に
お疲れさまだったな!

ワトリー

うん、ボクもすごく不安だったのだ。

ワトリー

でも、カオリやポテト、それに
ジョセフにも助けられたのだ

エミリオ

でもジョセフのやつ
美味しいところだけ
持っていくよなぁ。
実際に犯猫を見つけたのは
ワトリーじゃないか

ワトリー

いいのだ。それより、エイミーが無事だったから安心なのだ

エミリオ

ところで、そのエイミーは
今どうしてるんだ?

ワトリー

エイミーは休暇を取って
ボブと旅行してるのだ

エミリオ

ボブ?
あぁ、
あの彼氏の…

エミリオ

ワトリーの恋は報われなかったか・・・

エミリオ

まあ、幸せそうで何よりだな

カラン・・

ベルの音が響き、冷たい風が店内に流れ込む。

エミリオ

いらっしゃいませ…

扉の向こうから姿を現したのは
ゲンとカオリだった

ワトリー

ゲンさん!カオリ!

ゲン

よう、ワトリー!

カオリ

・・・

ゲン

ワトリーやったな、
やっぱりすごい猫だよ

ワトリー

ボクだけじゃないのだ、いっぱいカオリに助けられたのだ

ワトリーはカオリの手を握り
感謝の気持ちを伝えた。

ワトリー

カオリ、ありがとうなのだ!

カオリ

・・・コク

ワトリーは二匹の手を引き
店のテーブルへと案内する

ワトリー

さあ、一緒に美味しいアイスを
食べるのだ

ゲン

そうだ、ワトリー!さっき珍しい猫に会ったんだ

ワトリー

珍しい猫?

ゲン

さて、誰だと思う?

カラン・・・

その時、再び店の扉が開いた。

冷たい風がもう一度店内に流れ込み
一匹の猫が堂々と歩み入る。

フェリックス

ただいま
ワトリー

ワトリー

フェリス!!

ワトリーは目を輝かせながら
フェリックスに駆け寄り
抱き着いた

フェリックス

聞いたよ、ワトリー。
本当に素晴らしい仕事だったね

うん、最初は不安だったけど
ちゃんと考えて、最後まで諦めなかったのだ!

フェリックス

さあ、話してくれ。
その見事な謎解きを
じっくり聞かせてほしい

ゲン

そうだワトリー聞かせてくれ

ワトリーは嬉しそうにうなずき、
事件の経緯を語り始めた。

その言葉一つひとつに
これまでの努力と成長が感じられる。

店内は甘いアイスの香りとともに
穏やかな笑顔で満たされていく。

フェリックスがいない間に自分の力で
困難を乗り越えたワトリーは、
確かな一歩を踏み出していたのだった。

おしまい

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は番外編です。
「消えたドラッグの行方」をお楽しみに

え?まだ続くの?

ポテト

ドラックってことは
ボクたちの出番ですよ
先輩!!

ジョセフ

まぁオレが主役ならいいか

いいえ。あなた達は出ませんので
ゆっくりお休みください。

なに!この優秀な警察官を出さないとは愚策だな!

愚策とは失礼な!
あんた達が出ると緊張感が薄れるんです
なのでお休みしてください

薄れるだと?!

ポテト

まぁジョセフ達にはまた今度
活躍してもらいましょう
ではまた~