このお話は、登場人物の名前や年齢
関係性や時系列など、
実際とはあえて異なる部分があります。
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私
「今回の
紗子さんのご相談というのは
この話を
・今まで通り黙って見過ごすべきか
・いつか誰かから耳にする前に奥さんに自分で話すか
・記者にリークするかということなのでしょうか?」
単刀直入に聞いた私の言葉に紗子さんは頷いた。
紗子さん
「これまでにたくさんのご相談を受けておられる
パンダさんならどう感じるか…
伺いたかったんです。」
私
「うーん…」
私は考えあぐねてしまった。
だってどれを選んでも何もハッピーな選択肢などない。
私
「それじゃあもう少し質問させていただいても
いいですか?」
紗子さん
「もちろんです。」
私
「その議員のお子さんはおいくつなんですか?」
紗子さん
「小学生2人です。
しかもそいつは(ついにそいつ呼ばわり)
選挙活動を子連れで行うこともあります。」
私
「最低ですね。」
紗子さん
「そうですね。それは主婦層を取り込むためです。
ちょっと見てくれが良いのと口がうまいので
何も知らない人は彼を応援するでしょうね。
本当は主婦の大敵の不倫男なのに。」
私
「いやそれなら尚更その不倫相手の女性も
なかなかの女ではないですか?
選挙活動にお子さんも・・ということは自動的に
奥様も参加されてますよね。
じゃあそんな場面も見聞きしてるはずじゃないですか。
それなのに一緒に起業しようとしてるんですか?」
紗子さん
「はい。その通りです。
騙されているのか その女が単純に
何も考えてないのか・・」
・・・・。
私
「…いや、あのこう言うと
紗子さんの地域の方に大変失礼ですが・・・
その男は チンパンジーかゴリラ?
宇宙人に支配された地域?」
紗子さん
「…いや、それ以下のような。」
大人の世界って
これで良いのだろうか。
子供を守るはずの地域、そのルールを作る大人が
それで良いの?
私
「…あのそれ、実は奥さんはもう知っている、
ってことはないですか?
もはや仮面夫婦で、奥様は
政治家の妻
という座があればいい的な・・」
紗子さん
「それはないです。
奥様は正義感も、気も強い方ですし
そんなこと許せないタイプです。
恐妻、と呼ぶ人もいます。
だから相当な数の人が彼の不倫を知りつつ
奥様にだけはお伝え出来ていないっていう
現状なんです。」
私
「…まぁだからいわゆる
見て見ぬフリン、なわけですね。」
紗子さん
「そうですそうです。
それにしても本当に…なんだかふと思うのは
世の中って
「あまりにオープン過ぎて証拠もない。
勿論本人は、認めもしない。
だから、知られる事もない」
っていう不倫って多いのかな、
なんて思いました、今回。
皆が大人な対応をするから公になりきらない事って
あるのかなって。」
まぁもう、
それはもう
ゴロゴロあるのかもしれない。
悲しすぎるけれど。