キャラ作りが好きな人です。
ハゲオヤジ村長の人気に驚きを隠せない。
商家の令嬢と、鉄面皮な探偵の大正ロマンミステリー。商家の令嬢月読咲子(つくよみさきこ)は、西洋かぶれのお嬢様だ。ある日、咲子は学校帰り雨に降られ、縁結びゆかりの場所で雨宿りをしていた。そこへ、絵に描いたような美男子が現れ、咲子に傘を貸してくれた。ただし「一円」。代金を請求させ、乙女の夢は儚くついえた。翌日、従姉妹が誘拐され、咲子は叔父夫妻にあらぬ疑いをかけられた。そこを助けてくれたのは、傘をかしてくれた青年和泉だった。偶然を境に、咲子は和泉と協力して、誘拐された従姉妹の行方を探すことになった。
ある日、僕らの村に所属不明の召喚士達が襲ってきた。村の大人たちは僕ら十六歳以下の子供を見捨て行ってしまい召喚士達は大人を追わずに僕たちを殺そうと魔物を召喚し始める。そこで僕の記憶は途切れてしまっていた。気が付いた時には僕は何処か知れぬ砂漠のど真ん中に突っ立ていた。右も左も分からない僕は当てもなく歩き回ったが、オアシスどころか人っ子一人見当たらない。日差しを避ける場所もなく水も食料もない僕は三時間としないうちにその場で倒れてしまう。僕はここで死ぬのかと諦めていたその時、音もなく僕を囲むように、砂の中から大型サソリが現れる。絶体絶命の名のなき十六歳の主人公。だがその時だった。主人公を救うため現れたのは、ある伝説の女の子いや、龍だった。名のなき主人公の冒険はここから始まった。