佑都

・・・何?近いうち客が来る?
よかったじゃん、客が来て。

佑都

・・・ああ、普通の客じゃないんだ。
人外でも来んの?

佑都

・・・えっ、幽霊の方が来んの?
何で?それ警察でもできるよな?
何でうちで・・・

佑都

ああ・・・はいはい。伝えとく。
連絡事項それだけ?

佑都

分かった。
じゃあ、いってらっしゃい。
ここは大丈夫だから。
・・・ホントに大丈夫だから。
いってらっしゃい。

佑都

ホント・・・過保護だよな、親父。

____朝。

佑都

はい連絡事項ありまーす。

湊

連絡事項?

凍牙

連絡事項とか何それ珍しい

今まで連絡事項とか、なかったのに。

彩都

いやマジで、今までそんなんなかったじゃん?
どうした?

佑都

今親父この事務所にいないから、言伝。
近いうち、ここに客が来ます。
ただの客じゃない。

・・・どうしよう、嫌な予感しかしない。

凍牙

で?その普通じゃない客とは?

佑都

ズバリ言おう。
みんな大好き、幽霊です。

凍牙

!?

彩都

・・・!?

湊

!!?

佑都

はい、予想通りの反応ありがとう。

い、いや、いやいやいやいや!!!
えっ、幽霊!?聞き間違いじゃないよね!?

彩都

無理無理、幽霊とかマジ無理だから!
人じゃない!

佑都

自分も人外の癖に何を言う。

凍牙

幽霊、なあ・・・

ここで働くからには、仕方ないことなのかな・・・?
もう自分に言い聞かせるしかないよね。
言伝だって言ってたし、きっとオーナーが決めたことなんだろうし。

佑都

ちなみに依頼内容は、自分を殺した犯人を見つけてほしい、とのことらしい。

湊

・・・あれ、それ僕らがやらなくてもいいよね?

むしろ警察の仕事じゃないかな、それ。

佑都

俺もそう思ってそう言ったんだがな・・・

少し気落ちした様子でそう言った佑くん。
なんというかもう、本当にお疲れ様です。

佑都

その人を殺したのが、人間じゃないんだ。

僕らはそろって絶句した。