私の前で横になっている母。
もうすぐこの世からいなくなってしまう母。



シンデレラ・・・あなたは最後まで・・優しい子で・・い・・・てね♪


私の前で横になっている母。
もうすぐこの世からいなくなってしまう母。



お母様・・・?


ああ・・・いかないで!



・・・・・・・・・・・・・・





ああぁあぁあ・・・


遂に動かなくなった母。
その顔はなぜか少し笑っているかのように見える。



これから私はどうすれば・・・


カサッ



・・・?これは?


母の手から落ちを紙を拾い上げる。



・・・!


とある国。
若い王子が治めているこの国はそれなりに豊かで住んでいる住人のほとんどが文句を口にしない、そんな国である。
しかしこの国で、ある「物」が開発されてからは国家間の戦争に一番槍で駆り出されることが多くなった。
「ドレス」
見た目は派手な衣装に見えるが、常人では扱うことのできない兵器を搭載、運用することが出来る。
自国の防衛強化を名目に開発をしたこのドレスの影響は大きいものだった。
その運用によりあらゆる分野において著しい成長を遂げる国を見て、多くの他国がドレスを開発し始めるまでに至った。
